イベントハンドラや通知定義でメールを送信する際、メールの件名や本文に環境依存文字を使用することはできますか。
default.xmlの「送信メールのエンコード設定」がfalseで設定されている場合、環境依存文字が利用できます。
送信メールのエンコード設定の詳細につきましては、以下のドキュメントを参照ください。
・運用ガイド
└システム初期値に関する設定(default.xml)> システム関連 > 送信メールのエンコード設定
例
送信メールのエンコードをUTF-8とする場合
<default-values>
<system.mail>
<localize-encoding>false</localize-encoding>
</system.mail>
</default-values>
通常、SmartDBでは「①」などの文字データはUnicodeで保持しています。
「送信メールのエンコード設定」がtrueの場合、送信メールで「宛先(To)」「送信元(From)」「件名(Subject)」「本文(Content)」にエンコードをおこないます。
その際、日本語の場合は文字コードをISO-2022-JPに変換しますが、ISO-2022-JPには①などの環境依存文字に相当する文字が存在しないため「?」に置き換わります。
なお、こちらの設定はSmartDBからのメール送信全体に関わるため、通知定義でのメール送信、イベントハンドラでのメール送信すべてに反映されます。
trueの設定は、旧来の Unicode を扱えないメールクライアントのためにご用意しています。