リリース内容
製品名
- Luxor Ver.1.3.9
変更点・改修点
- Luxor Ver.1.3.9では、4件の改善と4件の不具合修正を行っています。
- Luxor Ver.1.3.9のポイントをご紹介します。詳細につきましては、リリースノートをご覧ください。
特定手順でINSUITEデータを削除する際、インデックスが削除できずLuxorに残ってしまう不具合を修正
INSUITEのデータ登録と削除を連続操作する時、画面上のデータはDBサーバから削除され、Luxorサーバ上のインデックスは削除できず残ってしまう不具合を内部処理(ソフトコミット)の改善で修正しました。
※本修正より発生したINSUITE上の必要な改修はINSUITE Ver.4.0.3にて対応しています。
検索APIにsearch_for_ids=trueを設定する場合、startとrowsの指定が無効となる不具合を修正
検索APIにsearch_for_ids=trueを設定する場合、startとrowsの指定が検索結果に反映できない不具合を修正しました。
- start:開始行番号指定
- rows:表示件数指定
一部のsetup.conf 設定値が設定対象ファイルに反映されない不具合を修正
設定ファイル更新反映用のコマンド「sh setup.sh -reflectConf」を実施後、更新内容が設定対象ファイルに反映できない不具合を修正しました。修正後、下記の項目が設定対象ファイルに反映できるようになります。
反映できない項目
- tomcatShutdownPort
- luxorQRsCache
- luxorDocCache
- UserId
- UserName
- GroupId
- GroupName
検索APIに検索該当総数の上限値制限を解除するためのパラメータignore_rows_limitを追加
検索該当総数の上限値「maxSearchRow」の設定を解除するignore_rows_limitを追加し、ignore_rows_limit=trueに設定する場合は、検索表示件数のrows指定が検索結果に反映できるように改善しました。
詳細
Ver.1.3.8以前では、設定ファイルsetup.confの「maxSearchRow」にて検索該当総数の上限値をシステム全体で一括設定していたため、機能ごとの表示件数指定はできませんでした。
■設定ファイル:setup.conf
■設定項目:maxSearchRow
検索APIに以下のhttpパラメータを受け付けます。
名前 | 型 | デフォルト | 値 |
---|---|---|---|
start | 数値 | 0 | 開始行番号を0以上の値で指定 |
rows | 数値 | 全てを返す | 取得件数を0以上の値で指定 |
rows指定値は「maxSearchRow」の制限を受けるため、Ver.1.3.9にてignore_rows_limitを追加し、rows指定を有効にするよう改善しています。
ignore_rows_limitの設定値
ignore_rows_limit=指定なし
Ver.1.3.8以前のまま、設定ファイルsetup.confの「maxSearchRow」の指定値に制限される。
ignore_rows_limit=false
Ver.1.3.8以前のまま、設定ファイルsetup.confの「maxSearchRow」の指定値に制限される。
ignore_rows_limit=true
表示件数のrows指定値が有効になるため、「maxSearchRow」デフォルト値1000より大きい値をrowsに指定する必要がある。rows指定値がない場合、「maxSearchRow」のデフォルト指定を引き継ぐ。