平素よりSmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
SmartDB Ver.5.4.0から下記の仕様変更を実施しております。
背景
SmartDBは20年近い歴史を持つ製品であり、その時々で必要な機能や適したUIを検討しながら機能拡張を繰り返してきました。
結果として、部品タイプなどの機能ごとに表示方法や動作のUIに不統一が生まれていました。
このUIの不統一は、ユーザに対して「使いづらい」という心理的な負荷を感じさせる要因であると認識しております。
そのため、「使いやすい」と感じていただけるようなサービスを目指してUIの改善に取り組んでおります。
概要
文書の登録や閲覧などの画面におけるUIの改善を実施します。
主な変更点は下記になっています。それぞれの詳細については後述します。
変更前後の全体の画面イメージは下記の通りです。
変更内容の詳細
一部設定の廃止
部品定義における下記の設定を廃止します。
- 「部品の配置」設定の「中央」
すでに「中央」に設定されている部品は「左」の設定に統合します。 - 説明文の表示設定において、「説明文表示スタイル」が「アイコンで表示する」場合の「表示位置」設定の「上に表示」「下に表示」
すでに設定されている部品は「上に表示」は「左に表示」に「下に表示」は「右に表示」に統合します。
- 文字ラベルでのみ設定可能な説明文アイコンの「中央に表示」
すでに設定されている場合、凡例表記の場合のみ「右に表示」に、それ以外の場合には「左に表示」に統合します。
余白や表示位置の調整
部品のタイプや設定によって入力項目の前後左右の余白や、再計算など各種ボタンの表示位置を下記のように統一します。
また、「テキストのないラベル部品」は極めて細い状態で表示することができましたが、この対応により一定の幅が確保されるようになります。
アイコンのリニューアル
各種操作用のボタンやファイルを添付した際のアイコン画像をリニューアルします。
ボタンのホバー時、クリック時の表示の変更
再計算やボタン形式のリンクなどの操作可能なボタンについてホバー時、クリック時の動作を統一します。
また、部品の背景色によって見えづらくなることを防ぐためボタンやアイコンの背景色も調整しています。
選択項目のクリック可能な領域の拡張
ラジオボタン、チェックボックスを選択する際に、これまではラジオボタン、チェックボックスの部分のみで選択可能でしたが、選択項目名の部分でも選択可能となるように改善します。
これに合わせて、ホバーした際の表示などもクリック可能であることがわかるようになっています。
仕様変更の影響による確認観点
下記のような影響が考えられますので確認観点としてご認識ください。
- 画面が変更になるため、マニュアルを作成されている場合は修正の要否をご確認ください。
- 印刷時にページ数などが変更になる場合があります。
- RPAなど画面を操作するツールを利用している場合、表示や要素の変更で既存の操作ができない場合があります。