リリース内容
製品名
- Luxor Ver.2.0.2
変更点・改修点
Luxor Ver.2.0.2では、2件の不具合修正と、1件の機能改善を行っています。 詳細につきましては、リリースノートをご覧ください。
2件の不具合修正と、1件の機能追加をご紹介します。
ActiveMQサービス運行時に利用するポート番号を固定化
概要
監視対象の変更作業が頻繁に発生することを防ぐため、solrtomcatの再起動とともに変更されてしまうActiveMQサービス通信用の三つのポート番号を固定しました。
詳細
Luxor Ver.2.0.2では、ActiveMQサービス通信用の三つのポート番号を12081、12082、12083に固定しています。ActiveMQサービスを監視する際、ポート12081、12082、12083を監視対象にしてください。
バージョンアップ後にシンボリックリンクが無効になる問題に対応
概要
Linuxバージョン変更による「tar」コマンド処理の仕様変更で、シンボリックリンクが無視される事象を対応しました。
詳細
Luxor Ver.2.0.1以前では、CentOS 7.X、Red Hat Enterprise Linux 7.X利用のLuxorサーバをバージョンアップ後、シンボリックリンクが無効になってしまいます。そのため、バージョンアップによるスキーマへ変更の反映と、シンボリックリンクの指定し直しを別途実施する必要となります。
バージョンアップを実施する前に、シンボリックリンクを利用しているかをご確認ください。 ※シンボリックリンクを利用している場合は、必ず「お知らせ」の記載「シンボリックリンクを有効にする手順例」をご確認ください。
Ver.2.0.2では、インストール時にシンボリックリンクが反映されるように対応しました。
schema.xmlのfieldType設定「autoGeneratePhraseQueries」属性に対するデフォルト値変更
概要
検索条件をANDにするかORにするかを制御するパラメータ「autoGeneratePhraseQueries」のデフォルト値をfalseからtrueに変更しました。
autoGeneratePhraseQueries=true 分割されたトークンをANDで検索
autoGeneratePhraseQueries=false 分割されたトークンをORで検索
詳細
Luxor Ver.2.X.X系が利用するSolrでは、autoGeneratePhraseQueriesのデフォルト値は OR (false) になっていたため、分割されたトークン別での検索となり、大量な検索結果がヒットされてしまう事象が発生します。
Luxor Ver.2.0.2では、分割されたトークンを接続したフレーズのみをヒットするよう、autoGeneratePhraseQueriesのデフォルト値をtrueに変更しました。
本不具合は、Luxor Ver.2.0.0、Luxor Ver.2.0.1にて発生します。