通知定義の設定を見直したいと考えています。システム内のすべてのバインダから、通知定義を使用しているバインダを抽出する機能はありますか。
通知定義が設定されているバインダを抽出する機能は製品としてはご用意しておりません。
代替案
通知定義の設定はサーバー上の設定ファイルに保持されています。
サーバーのコマンドとSmartDB Toolを組み合わせることで通知定義が設定されているバインダを特定することができます。
操作方法
- 通知定義の設定ファイルが保持されているディレクトリへ移動します。
# cd /var/hibiki/data/brd/0/0/0/0/10000
- 通知定義が設定されているバインダのバインダIDを抽出します。
(通知定義が一つでも定義されているバインダを抽出する場合)
(通知定義が定義されており、かつの設定画面にある「通知」が「通知する」になってるもののみ抽出する場合)# find ./ -type f -name "*.xml" | grep "/notify/" | awk -F '/' '{print $2}' | sort | uniq
# find ./ -type f -name "*.xml" | grep "/notify/" | xargs grep -rl "true" | awk -F '/' '{print $2}' | sort | uniq
- 通知定義が設定されているバインダIDが出力されます。
10001
10003 - SmartDB Toolを実行します。
# su - hibiki $ ./bin/smartdb_tool.sh > list binders
- バインダ情報のリストが出力されます。
10003 :: 2018-10-25 10:42:35 -- 1000506@土居 愛子
TOPメッセージ
10004 :: 2018-02-02 14:46:17 -- 1000000@システム管理者
案件管理
10006 :: 2019-11-06 11:59:55 -- 1000000@システム管理者
顧客マスタ
※先頭の1から始まる5桁の数字がバインダID
※改行して右端に表示されているのがバインダ名 - 実行結果から、バインダ10003に通知定義が設定されていることが確認できます。
SmartDB Toolのlistコマンドの詳細につきましては、以下ドキュメントを参照ください。
運用ガイド
└SmartDB Tool > その他 > list
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