対応バージョン3.4.1↑ 一部 3.4.3↑
A
部品制御機能の入力値チェックを使って、文書登録/更新時に入力/選択できる値を指定した条件にもとづいて制限できます。入力値が指定した条件を満たさない場合は文書登録処理を中止し、エラーメッセージが表示されます。
活用例
一般社員が購入申請書で金額が10 万円以上の値を入力した場合に入力ヒントを表示し、文書の登録ができないようにしたい。前提として、購入申請書で申請可能な金額は一般社員で10 万円未満とし、10 万円以上の場合は別の申請が必要とします。部長以上の役職者については、購入金額が10 万円以上の場合でも申請可能とします。
- 部長以上
- 一般社員
手順
金額が「10 万円未満」、申請者が「一般社員」のフィルタ定義が作成されていることを前提とします。
- サイドメニューより「部品制御」を開く
- 入力値チェックタブで[ 入力値チェックを追加] をクリック
- 入力値チェック設定画面の対象部品タブで、対象となる部品を選択
- チ ェック実施条件タブで、チェック実施条件となるフィルタを選択
3.4.3↑
チェック実施条件の設定をしない場合にも、入力値チェックが実行できるようになりました。
-
トリガー部品タブで、入力値チェックの起点となる部品を選択
部品制御の起点となる部品を「トリガー部品」といいます。
-
チェック内容タブで、表示するヒントを入力
-
入力値の有効性チェック条件となるフィルタを選択
-
表示するエラーメッセージを入力
- [設定] をクリックし、部品制御を保存
チェック実施条件に一致する値が入力された場合に、入力ヒントが表示されます。
3.4.3↑チェック実施条件を指定しない場合には、常にヒントが表示されます。入力値が有効性チェック条件を満たさない場合はエラーメッセージが表示され、条件を満たさない文書の登録を防ぐことができます。