リリース内容
製品名
- ひびき(R)Sm@rtDB Ver.3.6.1
変更点・改修点
- ひびき(R)Sm@rtDB Ver.3.6.1では、27件の不具合修正を行っています。
詳細につきましては、リリースノートをご覧ください。 - 不具合修正の中から、特に影響があると思われる修正を3件をご紹介します。
廃止組織が含まれている場合にJVMのメモリを大量に使用してしまう不具合を修正
■発生バージョン
本不具合は、すべてのバージョンで発生します。
■発生条件
以下のすべての条件を満たした場合に発生します。
・廃止組織がある
フォーム定義内に以下のいずれかが大量に存在する場合
・ アカウント部品を使うフィルタ
・ アカウント部品の値を参照する評価式
上記条件を満たした文書登録画面で部品の値を入力する。
■現象
上記条件を満たした文書登録画面で部品の値を入力すると、部品の値を表示する動作が重くなり反映に時間がかかる事象が発生していました。サーバではJVMメモリを大量に使用しCPUが高負荷になる事象が発生していました。
定期処理および一括処理でプロセスに関する文書を大量削除するとOutOfMemoryが発生する不具合を修正
■発生バージョン
本不具合は、定期処理での文書削除は、ひびき(R)Sm@rtDB Ver.3.5.0 以降のバージョンで、文書一覧の一括削除は、ひびき(R)Sm@rtDB Ver.3.4.6 以降のバージョンで発生します。
■発生条件
以下の条件を満たした場合に発生します。
・対象文書がプロセスに関連している。
■現象
上記条件を満たした文書を削除する際、メモリリークを起こしていました。そのため、定期処理や、文書一覧での一括処理で大量に文書削除を実行すると、途中でメモリが不足してしまい、OutOfMemoryが発生する不具合を修正しました。
バインダの通知定義やプロセスの担当者通知等で送信対象件数が多い場合にメール送信が失敗する不具合を修正
■発生バージョン
全てのバージョンで発生します。
■発生条件
以下の条件を満たした場合に発生します。
・同時送信対象件数が多い場合
■事象
数万件もの通知メールを同時送信する場合、OutOfMemoryが発生しメール送信が失敗してしまう不具合を修正しました。